昨年12月23日、岡山市内で開催された日本政策金融公庫岡山支店様、よろず支援拠点様主催の「小規模事業者向け経営セミナー」に弊社専務武田が登壇いたしました。
弊社からの講演内容は、お土産・和菓子業界がコロナ禍で体験した長期にわたる売上減。そしてコロナ後から現在までの復活に向けた取り組みについてです。
これまでご愛顧いただいた岡山市中区中納言の本店閉店などからご心配の声をいただくことがございましたが、そうした苦渋の選択による効率化を図りつつ、コロナ禍直前(2018年)から着手していたデザイン会社やイラストレーターNoritakeさんとのリブランディングの推進。
観光土産需要に依存しないOEM事業の拡大やWeb・SNS、越境ECなどの販売窓口開拓。
そしてそれを実現するための生産設備の刷新や経営基盤の改善等々…。
社内体制を大きく変化させていったことで、2020年に前年比11%まで落ちた売上も、2024年以降はコロナ禍前を超えるようになりました。
当代でこのような苦難が訪れるとは想像もしておりませんでしたが、安政三年(1856年)の創業から約160年、先人たちが災害や戦争などの苦難を乗り越えたからこその現在がございます。
また、セミナーを主催された日本政策金融公庫岡山支店様、よろず支援拠点様をはじめとした多くの方のご意見が参考になっております。
これからもご縁をくださった方のご意見には柔軟に対応し、お菓子の楽しさや旅の思い出づくりに貢献できる企業を目指してまいります。
当日の様子をNHK岡山のウェブサイトにてご覧いただけます。
0コメント